家づくりを失敗してしまう人とは?
数千万円のお金をかけて作るマイホーム。
1度で満足のいくお家を作りたいですよね!
しかし、結構な割合で、後悔してしまう人が多いのがマイホームづくりです。
「家は3回建ててやっと満足のいく家づくりができる」
といいますが…
ほんとですよね。
では、1回で満足のいく家づくりができるように、どんな人が失敗をしてしまうのか見ていきましょう。

家づくりを失敗してしまう人の共通点
建築業者にお任せしてしまう。言いたい事があっても我慢してしまう。
家づくりで失敗してしまう人の共通点一つ目は
「建築業者にお任せしてしまう。言いたい事があっても我慢してしまう。」です。
家づくりは、ほとんどの人が初めてのことです。
そのため、わからないからと
- 建築会社に任せっきりになってしまう
- 言いたい事があっても我慢してしまう。
となってしまうと、自分たちが作りたい家が作れない可能性が大!
と思ってしまいがちですが、必ずしも「建築業者が作る家=満足のいく家」ではありません。
いくら素晴らしい家ができても、あなたの暮らしに合っていなければ後悔してしまうもの。
住むのも、お金を出すのも「あなた」です。
どんな暮らしをしたいのか?どんな設備が欲しいのか?どんなインテリアにしたいのか?どんな機能が欲しいのか?遠慮せずに伝えましょう。
どんな家が作りたいのか?明確になっていない。

二つ目に、家づくりで失敗してしまう人の共通点は、そもそも「どんな家が作りたいのか?明確になっていない」ということです。
なんとなく建てるタイミングが来て家を建ててしまうと、完成後に
- 住み始めてから、不便などころがいくつも出てくる
- 知人の家に遊びに行って、「ウチもこんなふうにすれば良かった」と後悔する
ということが起こります。
どんな家が作りたいのか?どんな暮らしがしたいのか?その部分が明確でないと、建築業者もどんな家を作っていいのかわかりません。
打ち合わせが始まると、家づくりはあっという間に進んでいきます。
家づくりを本格的に始める前に、どんな家を作りたいか?計画をし、リサーチをしておきましょう。
情報に振り回されてしまう
家づくりを失敗してしまう人の共通点3つ目は、情報に振り回されてしまうことです。
家づくりの情報は世の中に溢れています。
土地選び、ビルダー選び、断熱、耐震、間取り、インテリア、風水、設備、ガーデニングなどなど、こだわりだしたらキリがありません。
ブログなどでリサーチすること、勉強することは良いことですが、適切な順番があります。
- 自分たちがどんな暮らし、どんな家を建てたいか明確にする
- それに必要な情報だけ集める
この順番で進めてください。
でないと、最終的に何を選んでいいのかわからなくなってしまい、家づくりに疲れてしまいます。
詳しくは、【新築・マイホーム】マイホームが欲しいと思ったらまず初めにするといい3つのコト を読んでくださいね。

要望の伝え方があいまい
家づくりを失敗してしまう人の共通点の4つ目は、要望の伝え方があいまいだったため、「こうしたい」というイメージがあっても、最終的に出来上がりがイメージと違ってしまう、ということです。
家づくりは伝言ゲーム。
営業マン➡設計担当者➡現場監督➡職人
というように、あなたの要望が伝わっていきますが、その途中で間違った要望が伝わってしまう可能性があります。
そうならないためには、具体的に、
- 絵や写真で要望を伝える
- 要望を箇条書きにして伝える
ことが大切です。

例えば、「カフェ風のインテリアにしたい」と希望を伝えたとします。
ですが、業者さんはの思い描いているカフェのイメージと、あなたの思い描いているカフェのイメージには差がありますので要注意。
イメージに合う写真を用意して、具体的にどんなポイントを取り入れたいのか説明することをおススメします!
我が家の場合、部屋ごとのイメージを、写真、イラスト、文字で伝えました。
優先順位が決まっていない

家づくりを失敗してしまう人の共通点の最後は、優先順位が決まっていない、です。
家づくりは最終的に諦めなくてはならいことも出てきますので、要望の優先順位を決めておきましょう。
どうしても叶えたい事、できたら叶えたい事、予算が許せば叶えたい事、というように、3つに分けて優先順位をつけておくとよいでしょう。
例を下に挙げておきます。
- 孤立感を感じないキッチン(TVや子どもを見ながらお料理できる)
- 家事動線の良さ(特に洗濯物)
- 小さくてもいいから自分の空間(私)
- 書斎(夫)
- ロフト(子ども)
- 玄関ホールに上着やバックのクローゼット
- 木のぬくもりが感じられる空間
- お客さんが泊まれたり、お昼寝できる和室
- たっぷり服が収納できるクローゼット
- 洗面所は広め(2,5畳)でキッチンから行き来できる
- トイレは2つ
- 庭で家庭菜園
- 玄関に手洗い
- 外から洗面所に直で出入りできる
- ベランダに全員分の布団が干せる
- フェンスを作る
このように、打ち合わせをする前に優先順位を決めておきます。
間取りの打ち合わせでは、希望の面積に収まるようにパズルのピースを当てはめていくようになります。
そうなると、「収まった!」と思ったら、最初の要望とかけ離れてしまったということも少なくありません。
「何のために家を建てるのか?」という目的を見失わないためにも、優先順位をしっかり決めておくことをおススメします。
満足のいく家づくりができている人の共通点は?

では、逆に満足のいく家づくりができている人の共通点ですが、それはたった一つ!
「家づくりに積極的に参加していること。」
私は仕事柄、色々な方のお家に行くことが多いのでインタビューしてみたところ、満足のいく家づくりができている人の具体的な行動は以下でした。
- どんな家にしたいのか?が明確でリサーチしている
- 妥協せず要望を伝えている
- 「?」と思ったところは遠慮せず聞いている
- 現場に足を運んでいる
家づくりを失敗してしまう人の共通点まとめ

- 建築業者にお任せしてしまう、言いたい事があっても言えない
- どんな家が作りたいのか?明確になっていない。
- 情報に振り回されてしまう
- 伝え方があいまい
- 優先順位が決まっていない
家づくりは初めてでわからないことだらけですが、自分たちの建てたい家をできるだけ明確にして、リサーチをしてから家づくりに挑みましょう!