建築業者さんと間取りの打ち合わせ…。
実は、「要望を伝えたはずが、間取りに反映されていない」「希望していた間取りと全然違う間取りができてきてしまった」ということ、結構あるんです!
せっかくお金をかけて家を建てるのに、「心がモヤモヤ…」「失敗しちゃったかな…」なんて後悔しながら住みたくないですよね。
この記事では、お片付けサポート&間取り相談実績350件、3000人以上にお片付けを伝えてきた整理収納アドバイザーの私が、失敗しない間取りの作り方を伝授します!
- 間取り作りに失敗しない具体的な方法がわかる
- 家事がしやすく、片づけやすい間取り作りにはずせないポイントがわかる
- 間取り作りのワークシートが無料ダウンロードできる
もう、これを読めば間取りの失敗はナシ!
「間取りで失敗する人を減らしたい」と思い、ダウンロードできるワークシートを作りました。
この記事を読んでくれたあなたにプレゼント!
ぜひ活用してくださいね 。
間取りは暮らしやすさに大きく影響するのに、意外と思うようにいかない
家づくりの打ち合わせスムーズに進んでいますか?
出来上がってきた間取りを見て、「要望が全然つたわってないじゃん!」と愕然としたり、「やっぱり変更してもらいたいけど、今さらって思われないかな?」とびくびくしたり…
家づくりって結構大変ですよね。
実は、お家を建ててから間取りや収納に後悔する人は少なくないのです。
それは、打ち合わせを進めていくうちに、建坪や予算の問題で思うように間取り作りが進まない、ということが起こるからなんですね。
パズルのように、部屋をはめ込んでいき、建坪にぴったりハマった!と思ったら本来建てたい間取りと全く違ってしまった…という話も珍しくありません。
「間取りを早く決めなくてはならない。」
「予算的に〇坪に納めなくては。」
といった事で頭がいっぱいになってしまいがちですが
どうして家を建てたいのか?どんな暮らしをしたいのか?
という家づくりの原点を忘れてないようにしたいものです。
失敗しない間取りの作り方10ステップ
失敗したくない!あなたへ、スムーズに間取りを作るための順番をご紹介します!
- 新しいお家で実現したい事を書き出す
- 今の家の不満点を書き出す
- 要望を120%書き出す
- 優先順位を決める
- 立地条件を考慮
- ゾーニングをする
- ビルダーさんに設計を依頼
- 家事動線のチェック
- 収納スペースのチェック
- 家具配置やライフステージへの対応をチェック
専用のワークシートを作りましたので、こちらに書き込みながら進めてみてくださいね。
1:新しいお家で実現したい事を書き出す
暮らしやすい希望の間取りが作れるようになるには、自分たちが家を建てる目的を最初に明確にし、ぶれないことが大切。
「新しいお家でどんな暮らしをしたい?」を書き出しましょう。
2:今の家の不満点を書き出す
次に、今のお家の不満点を書き出します。
寒い、暑い、結露がひどい、収納が少ない…などなど、不満に思っている事を全て書いてみます。
この不満を解決できれば、建てて良かったと思える家づくりの最初のハードルはクリアです。
少なくともこの不満は解消させていきましょう!
3:要望を120%書き出す
間取り作りのステップ1とステップ2を踏まえて、家づくりの要望をまとめます。
その時に、
- こんなこと言ったらおかしいかな?
- 高望みすぎるかな?
- 実現できるのかわからない…
ということも、遠慮なく書き出してみてくださいね。
できるか?できないか?はビルダー(業者)さんが総合的に判断してくれますよ。
この時、付せんを使うと便利です。
人別や目的別にふせんの色を変えてみてもいいですね。
4:優先順位を決める
3までは夢が大きく膨らみましたが、ここからは現実的に進めていきます。
10ステップの中でも、一番大事なところ!
間取りを失敗してしまう大きな原因は、優先順位が決まっていないことにあります。
逆に優先順位があると、プランニングをスムーズに進めることができます。
「洗面所の横にファミリークローゼットが欲しいし、部屋干しスペースも欲しい。
リビングの横に和室も欲しいし、広いパントリーも、ママスペースも欲しい。
できたら子どもが小さいうちは1階で寝たい…。」
などなど…要望はたくさんありますが、①どうしても叶えたい事、②できたら叶えたい事、③余裕があれば叶えたい事、というふうに3つに分けておくとよいですよ。
家づくりの要望を書き出したら、優先順位をつけよう!
5:立地条件を考慮
つぎは、家を建てる環境=立地条件を見ていきましょう。
立地条件とは、
- 道路の位置
- 日当たり(方位)
- お隣との関係
です。南側に大きな掃き出し窓をとったけれど、前の家や道路から丸見えになってしまったということもありますし、駐車場やお庭の位置で、日当たりだったり荷物の搬入のしやすさなども変わってきます。
ざっくりどんな位置に家を建てて駐車場はどのあたりにするか?など考えておきましょう。
ただ、そうは言っても、どうしたらいいか分からない場合もありますよね。
そんな時は、「玄関から車までが近いほうがいい」とか「外からの視線が気にならないようにリビングを作りたい」など要望をまとめておきましょう。
6:ゾーニングをする
ゾーニングとは、部屋の位置を大まかに分けることをいいます。
最初から間取りを作るのは至難の業ですし、ここはプロに任せた方が良い所。
大まかな部屋配置の要望を伝えるために、ゾーニングをします。
7:ビルダーさんに設計を依頼
1~6ステップを済ませたら、いよいよビルダー(業者)さんにプランの依頼をしましょう。
同じ条件で1~3社見積もるとよいですよ。
8:家事動線のチェック
ビルダーさんから間取りが出来上がってきたら、家事動線のチェックをしましょう。
あなたの要望は叶えられていますか?
毎日の家事はしやすいでしょうか?
9:収納スペースのチェック
家事動線の次は、収納スペースのチェックも忘れずに。
片づけやすさは間取りと大きく関係しています。
使う場所の近くに収納するのがベストです!
使う場所と収納する場所が離れないように注意しましょう。
10:家具配置やライフステージへの対応をチェック
最後に、家具配置やライフステージへの対応をチェックしましょう。
家具配置で気を付けたいのが、窓の位置です。
家具を置きたい場所と窓がかぶってしまうということがあります。
平面図ではなかなか想像しにくいと思いますので、模型や3D画像などで立体的に確認できると理想的です。
子ども部屋や書斎はデスクとベットの位置もあらかじめイメージしておくとよいでしょう。
また、ライフステージ(卒業、就職、結婚、出産など人間の一生において節目となる出来事によって区分される生活環境の段階)に応じて、家に住む家族構成が変わります。
「〇〇専用部屋」を作るよりも、柔軟に変化に対応できるようにしておくと使いやすいですよ。
失敗しない間取り作りの10ステップまとめ
失敗しない間作り方10ステップをお伝えしました。
- 新しいお家で実現したい事をリストアップ
- 今の家の不満点をリストアップ
- 要望を120%書き出す
- 優先順位を決める
- 立地条件を考慮
- ゾーニングをする
- ビルダーさんに設計を依頼
- 家事動線のチェック
- 収納スペースのチェック
- 家具配置やライフステージへの対応をチェック
私は、整理収納アドバイザーをしているため、間取りや収納スペースで後悔している人をたくさん見てきました。
設備を良くするためにはお金がかかりますが、間取りはお金をかけずにアイデア次第でよくなるもの。
それは、間取りの重要性をどれだけ建てる前に知っているか?
自分たちのしたい暮らしがどれだけ明確に伝えられているのか?ポイントです。
間取り作りのワークシートでは、収納したい物の確認もしながら進めていけるので、とっても便利。
無料ですので、失敗しない家づくりに大いに活用してみてくださいね!
ワークシートが書けたらビルダーさんに見積もり&プランを頼もう!
ワークシートが書けたら、それをもとに建築業者さんに見積りと間取り図を頼みましょう。
そんな時は、「タウンライフ家づくり」が便利!
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- 間取りプランも無料でプランニングしてもらえる
シートにまとめてあるから、同じ条件で見積もりや間取りプランを作ってもらえます。
ぜひ、ワークシート&一括見積サイトを利用しながら失敗しない家づくりをしてくださいね♪