押入れの収納って、奥行きがあるからとっても難しいですよね。
押入れの奥に押し込んだ段ボール、中身はなんだったけ??
と、存在を忘れてしまうことも。
もともと布団を収納するための空間なため、押入れに日用品を収納しようと思うと上手くいかないのは当たり前。
この記事では、ズボラさんでも簡単に難しい押し入れ収納を攻略する方法や便利グッズをお片付けのプロが解説します。
押入れの収納が難しいワケ
- 奥行きがありすぎる
- 上部に活用できない空間ができてしまう
- 収納用品を買わないと活用できない
まず、押入れは空間を仕切って考えよう!

このように、押入れを6分割して考えます。
押入れ上部
番号【1】と【2】の押入れの上部、枕棚と言われる部分は、たまにしか使わない物、軽い物を収納します。
例えば、思い出の物、シーツやタオルのストック、クリスマスツリーなど季節限定の物です。
押入れ中段
番号【3】と【4】の真ん中部分は、よく使う物を収納します。
布団を収納する場合は、ここへ。
すのこを敷いて通気性をよくするとGOOD!
押入れ下部
番号【5】と【6】の押入れ下部は、たまに使う物や重い物を収納します。
引出しを入れる場合はココへ。
押入れ収納用の引き出しを選ぶと、ピッタリ収まります。
また、扇風機やストーブ、兜やお雛様などの季節ものもここへ。
押入れに衣類を収納したい場合の活用法

衣類を収納したい場合は、中段に突っ張り棒を設置。
掛ける収納でクローゼットに風にしてみませんか?
下段には、押入れ用衣類収納ケースを入れましょう。
突っ張り棒だけだと頼りない場合は、突っ張り棒を支える「支え棒」を使って強度を保ちます。
枕棚にはシーズンオフの衣類や、おさがりを収納しておきます。
押入れにおもちゃを収納したい場合の活用法

子どもが手の届く下段にカラーボックスを設置して、細かいおもちゃをグループごと収納します。

カラーボックス用の収納ケースに写真のラベルを貼れば、子どもでも自分でお片付けができるように!
棚板の位置を自由に変えられるカラーボックスがおススメですよ。
押入れに日用品を収納する場合の活用法
手前と奥で空間を分けると?

細かい日用品や、本などを押入れに収納したい場合は、押入れ中段にカラーボックスやラックなどを入れこむとよいです。
写真の事例では、カラーボックスの背板を入れず、手前と奥にカラーボックスをならべて、手前と奥で空間を分けて収納しています。
ズボラ時代の私の押入れBefore&After

子どもが生まれて、家事と育児の難しさにへこたれそうになっていた時出逢った「お片付け」。
リビングの押入れの中身を出してみると、使っていない紙袋や空き箱、いつか使うかも…という布などなど、ガラクタがたくさん出てきました。
押入れ片付いたことで、日常でよく使う文具や電池やティッシュ、おむつなどが、使いたいときにスッと取り出せるようになり、感激!
見ていただくとわかるように、奥行きがありすぎて手間に物を置いてしまいがちだったのですが、空間はあっても、あえて物を置かないようにすることで、きれいな状態をキープすることができました。
押入れの便利グッズ
押入れ用整理棚

押入れ用の「コの字ラック」を使うと、空間をさらに上下に分けることができ、空間の有効活用ができます。
この字ラックの下には押入れ用の引き出しを入れてもOK。
引出しを押し入れに入れる時は、目線より下になるようにすると、中身が見渡せ取り出しやすくなります。
すのこでも代用できます

お家に余っているすのこがあれば、簡易的な棚の出来上がり。
すのこ同士は結束バンドで留めて固定します。
さあ、押入れのお片付けをはじめよう!
攻略するのが難しい押入れですが、引き出しやコの字ラック、棚を入れこむことで空間を仕切ることで使いやすくなります。
スッキリ片付くと気持ちがいい!
劇的Before&Afterをあなたも体感してみてくださいね。
一人ではムリ!という場合は、お片付けレッスンで一緒にお片付けしていきましょう♪