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片付けられないのはなぜ?できない10の理由と改善ポイントを知ってお片付けを加速させよう。

「片付けられないのはなぜ?」
「どうしていつも部屋が散らかってしまうの?」
「どうして私は片付けができないの?」

とお悩みの方へ。
この記事では、片付けができない理由と、改善策についてお伝えしています。
片付けられない理由が分かると、サクッとお片付けができるようになる方も!
改善策を知って、できそうなところからトライしてみてくださいね。

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片付けられないのはなぜ?できない10の理由と改善ポイント

さっそく、片付けられない10の理由についてみていきましょう。

  1. 物の量がキャパオーバー
  2. また使うからと、元に戻していない
  3. 取り出しにくい!だから戻すのも大変
  4. 片付ける習慣がない
  5. 片付いた超快適な空間を知らない
  6. とにかく忙しい!
  7. もともとの間取りが悪い、収納が少ない
  8. 買い物好き♡
  9. 子どもがいる
  10. 思い出の物、コレクションが多い

その理由と改善ポイントを順番にお伝えしますね!

物の量がキャパオーバー。管理できる量を超えている

お片付けができない理由の一つ目は、物の量。
持っている物の量が、自分の管理でき量を超えてしまっている事が原因です。

10個の物の管理と、100個の物の管理、どちらがラクか?といえば10個の物ですよね。
たくさんあればあるほど、管理するためのスペース、労力、時間、収納用品のお金が掛かります。
家賃も多く払っている可能性もあります。
逆に、10個のものだったら管理するスペースも、労力も、時間もかかりませんし、収納用品も必要ないかもしれません。

お片付けが苦手な人は、物の量を少なくすれば、高度な収納テクニックを駆使しなくても自然と片付くようになりますよ。

自分が管理できる量まで物を減らすことが片付くお部屋への近道です。
物が少なくなっても、得られるもの(エネルギー、スペース、時間、お金)が多くあることに目を向けてみましょう。

また使うから。ついつい面倒で…と、使った後戻していない。

お部屋が散らかってしまう原因2つ目は、物を定位置に戻していないこと。
「また使うから。」「ついつい面倒で…。」とそのままになってしまうことってありますよね。
もしかしたら、物を戻す定位置が面倒な場所になっているかもしれません。
例えば、コートの定位置が、2階のクローゼットだったらどうでしょう?
帰ってきて2階までしまいに行くことは、相当マメな方しかできません。

はこスケ
はこスケは、ついついソファーの背もたれにひっかけちゃう。

ソファーには、上着やかばんをつい置いてしまいがちですね。
では、どうしたら、ムリなく戻せるのでしょうか?

それは、行動動線上に収納の定位置を設けることです。
または、使う場所の近くに定位置を設けましょう。

コート・かばん・帽子だったら?
  • 玄関ホール
  • 玄関からリビングの動線上
  • 玄関から洗面所の動線上
  • リビング  など…
ランドセルは?
  • 勉強する場所の横
掃除機は?
  • こまめに掃除したい場合はリビングに

定位置は、自分の生活の動きから考えるとムリなく片づけることができます。
物に人を合わせるのではなく、人の動きに物を合わせていきましょう。
必要に応じて、家具の配置を変えてみるのもおススメです。

使った後戻せないのは、物の定位置が戻しにくい場所にある可能性が!
行動動線上か作業する場所の近くに収納の定位置をつくりましょう。

取り出しにくい!だから戻すのも大変

オープン収納は取り出すのも戻すのも簡単です

お片付けできない理由の3つ目は、取り出しにくい収納であることです。
もし、あなたが戻すのが面倒な物があるとしたら、その物を取り出す際に、いくつのアクションが必要だったか思い出してみてください。
例えば…

  1. 扉を開けて
  2. その中の引き出しを開けて
  3. その中の箱をあけて取り出す

となると、目的の物を取り出すために3アクションあるということになります。
目的の物を取り出すのに3アクションあるということは、片付ける時も3アクション必要です。

はこスケ
メンドクサイ…こんな時はどうしたらよいのかな?

そんな時は、アクション数を1つ減らしてみましょう!
アクション数を減らすコツは、フタやパッケージをとることです。

薬箱のふたはナシに。パッケージのふたも切り取ってしまえばアクション数を2つ減らせます。
アクション数を減らすコツ
  • フタがある場合はフタを切り取ってしまう(薬、絆創膏など)
  • パッケージのある物はとってしまう(箱ティッシュ、電池など)

取り出しにくい収納は、戻しにくい。
物にたどり着くまでのアクション数を減らして、できるだけラクに戻せるようにしよう!

片付ける習慣がない

お片付けできない理由の4つ目は、使ったら戻すことが習慣になっていないことです。
習慣にするコツは、3週間続けること。
どんなことでも、3週間続けると習慣になるそうですよ。
最初は大変と感じるかもしれませんが、意識して続けていくと3週間後には片づけることが当たり前で、むしろ、元に戻さないことが気持ち悪くなるくらいに感じます。
習慣になってしまえば、頑張る必要はなくなります。

使ったら戻すを習慣にしてしまいましょう。
3週間続ければ、身に付きます!

片付いた超快適な空間を知らない

お片付けできない理由の5つ目は、片付いた状態の快適な空間を知らないからかもしれません。
散らかっている状態が日常ですと、片付いた状態かどれだけ気持ちいいことなのか?ストレスがない状態なのか?もわかりません。
そんな方は、1度1部屋で良いので、「片づけきる」ということを体感してみてください。
一度味わうとその快適さが実感でき「元に戻りたくない!」という気持ちが湧いてきます。
そうなると、意識して物を増やさないようにしたり、自然と物を定位置に戻したりができるので不思議です。
自分一人ではできないという方は、お片付けのプロの力を借りてでも1度体感してみてくださいね。

片付いた部屋の快適さを味わったことがない人は、一度1部屋でもいいから、片付いた状態を味わってみよう。
もう、元には戻りたくないという意識が自然とわきます!

とにかく忙しい!

お片付けできない理由の6つ目は、忙しいから、ということです。
私も独身時代は朝から晩まで仕事をしており、帰ってきたらとにかく「1分でも長く寝たい。」と思っていました。
でも、もしあなたが「お片付けができるようになりたい!」「部屋をきれいにしたい!」「片付けをして人生を変えたい!」と思うのであれば、1か月だけ優先順位を変えてみてください。

独身時代の私の優先順位
  1. 位 仕事する
  2. 位 遊ぶ
  3. 位 寝る
  4. 位 食べる

    ‥‥10位くらいに片付け&掃除   
お片付けで人生を変えるための優先順位
  1. 位 寝る(食べる)
  2. 位 食べる(寝る)
  3. 位 仕事や育児など
  4. 位 片付け

    4位くらいに片づけを入れる

このように、優先順位の上位に片づけを入れて、空いた時間は片付けができたとすると1か月で片付いた部屋になり、さらには人生を変えることができるかもしれません!
そして、その頃には忙しいどころか、時間に余裕のある日々になってるはずです。

忙しくてお片付けができない人は、片付けの優先順位を上げてみよう。
1か月頑張れば、生活が激変!
忙しいどころか、時間に余裕ができてしまっていることでしょう。

もともとの間取りが悪い、 収納が少ない

お片付けできない理由の7つ目は、もともとの間取りが悪かったり、収納が少ないということです。
お片付けができなくて困っている方のお家にお伺いすると、明らかに間取りが悪い!必要な場所に収納がない!という場合が。
間取りを変えることは簡単にできませんので、お家を自由設計で建てる人は片づけやすい間取りにすることが大切ですし、建売やマンションを買う方や賃貸の方も暮らしをイメージしながらお部屋を選びましょう。

はこスケ
もう、変えられないんだけどー…

という人は、こんな方法で改善してみましょう。

改善策
  1. 床から天井まで、収納を大胆に作る
  2. 部屋に入口が2か所ある場合は、1か所つぶして収納にする
  3. 引き違い戸は片側つぶして収納をおく
  4. 家具の配置を変える

お家を建てたり、建売住宅やマンションを購入したり、賃貸を借りる時は、生活をイメージしながら片づけやすい間取りの家にしよう!
変えられない場合は、上の改善策を試してみてください。

はこスケ
新築の間取りは、お気軽にご相談ください。

買い物好き

お片付けできない理由の8つ目は、買い物好き、ということです。
手放す量より、家の中に入ってくる量が多いと片付きません。
捨てられないとか、片付けができない、という方は、消耗品以外の買い物はしないようにすれば物が増えることを防げます。

また、逆に買い物が好き!という方は、意識して同じ量を手放すようにすればお買い物を楽しみながら、物も増えない暮らしができますよ。

物の量とお片付けの関係

家に入ってくる物の量 > 手放す量 = 片付かない

家に入ってくる物の量 = 手放す量 = 現状維持

家に入ってくる物の量 < 手放す量 = 片付く

お買い物好きな人は、手放すスピードも速くしよう!
逆に、捨てられない人は、むやみに買いものをしないこと。

子どもがいる、子どもが多い

お片付けできない理由の9つ目は、子どもがいる(多い)ということです。
子どもがいれば、物の量が多くなりお片付けが大変になるのは当然のこと。
子どもがいる人は、2つの視点を取り入れてみましょう。

  1. 子どもに積極的にお手伝いしてもらい、お母さんの時間と心の余裕を作る
  2. 子ども1人1人の専用コーナー内で管理をしてもらう

お母さんのゆとりを作る、子どものお手伝い

子どもが多いということは、「手」がたくさんあること、でもあるわけです。
それぞれの役割分担を決めてお手伝いをしてもらえば、働き手がたくさんいるのでお母さんも助かるはず。
子どもにも積極的に家事に参加してもらいましょう。

我が家は子どもが3人おりますが、食器洗いとお風呂掃除は日常的に参加してもらっているので、大変助かっています。
子どもが小さなうちは、お手伝いをしたいといわれると、「自分が一人でやったほうが早いのに。」と正直面倒だったりもしますが、こどもが「やってみたい!」と言った時がチャンスです。
その時にお手伝いにチャレンジしてもらっておくと、数年後には立派な助っ人に。
お母さんの時間と心の余裕を作ってくださいね。

管理する力を育てる子どもの専用ロッカー

左から長女、次男、長男の棚

学校のロッカーのように、1人1人に専用の収納場所を割り当て、その中で自分の物の管理をしてもらうと、自分の物を自分で管理する力が身に付きます。
専用コーナーが溢れてきたら、見直すタイミング。
お子さんと一緒に「いるorいらない」の分ける練習をしてみてください。

  1. 子どもに積極的にお手伝いに参加してもらい、お母さんの心と時間の余裕を作ろう。
  2. 一人一人に専用コーナーを作り、その中で自分の物は管理してもらい管理する力を育もう

想い出やコレクションが多い

お片付けできない理由の10こ目は、思い出やコレクションが多いからかもしれません。
まずは、思い出の品については、残す量の枠組みを決めて保存することをおススメします。
たとえば、自分の思い出の品は段ボール1つまで、などです。
箱の大きさは大小さまざまでよいですし決まりはないのですが、思い出は1人1箱で収まるくらいが理想的。

次にコレクションについてですが、好きなモノほど定位置を作って飾ったり、大事に管理してあげるとよいと思います。
自分が大好きな物、幸せを感じるものは大事にしてあげましょう!

  1. 思い出の品は、とっておく範囲を決めて増えすぎないようにしましょう
  2. コレクションなど、自分の好きなものは定位置を作り大事にしてあげよう

まとめ

以上、片付けられないのはなぜ?できない10の理由と改善ポイントでした。
片付けられない理由が分かると、サクッとお片付けができるようになる方も!
できそうなところからトライしてみてくださいね。

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