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子どものおこづかいはお手伝いで貯めてもらおう!欲しい物は自分で買う、我が家の家庭内アルバイトについて書きました。

子どものおこづかいいつから?いくらくらい?
みんなのお家では、お小遣いをどうしているのか知りたいところですよね。

筆者が子どもの頃は学年×100円という世界でしたが、それでは小学生だと漫画の月刊誌も買えないではありませんか!
学年×100円というのは現実的でないようです。

わが家では、月末にお手伝いの報酬を支払うアルバイト制を導入しました。
私は、家事を手伝ってもらえて助かりますし、子どもにとってはお手伝いから暮らしの学びや、働く喜びも得ているようです。
そんな我が家の様子を、一例として紹介させていただきます!

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お手伝いしたら、おこづかいはNG?

家族の一員としてお手伝いをするのは当然のこと、という考えも。

家庭内アルバイト制のおこづかいを推奨する記事を書こうと意気込んでいましたが…調べてみると「お手伝いしてあげたら、○○円あげるね」というのは、よくないという考え方もあるようですね。

家族の一員としてお手伝いをするのは当然のこと。

それに対してお金をあげていると、もらえなければお手伝いをしない、おこづかいいらないからお手伝いしない、というようなことを招くことになります。

子育てサイト「Up to you」より

とのことです。

たしかにこちらの意見は、ごもっともな感じがします。
ただ、我が家の場合は、試行錯誤の結果家庭内アルバイト制を取り入れることで、親も子も生活やしやすくなっています!

おこづかい制は国によっても考え方が違うようですし、お子さんの性格に合わせて取り入れてみるとよいと思います。

海外の場合は?

イギリスの場合、洗い物やベットメーキングなどを子どもに手伝ってもらい、その対価としてお小遣いをあげることが多いようです。
大人は仕事をしてお金をもらっているということを家庭内で勉強し、経済観念を学ばせるという意図があります。

一方、アメリカの場合は家庭のお手伝いではなく、労働に対する対価を得ることで金銭感覚を身につけることが奨励されているようです。
例えば、小学校低学年頃から自分でジュースなどを作り公園で他人に売る、よその家の犬の散歩や掃除などをする等です。

子どものおこづかい、はじめたきっかけ

ここからは、我が家のアルバイト制のお手伝いを始めたきっかけやどんな内容かについてお伝えします。

とにかく物欲がスゴイ!

物欲がすごい息子たち
CMをみれば、仮面ライダーや戦隊ものの最新おもちゃが欲しくなり、スーパーの食玩売り場も大好物。
あれが欲しい、これが欲しいと止まりません。
そこで、考えたのがお手伝い制度でした。

スタートしたのは園児から、最初はシールで達成感を。

長男が年中からお手伝いスタート

まだ、園児でしたが園児でもできるようなお手伝いで、カーテンの開け閉め、靴をそろえる、回覧板を回す、肩たたきなどをしてくれたら、シールを1つ貼れるという表を作成しました。
全部貯まったら、仮面ライダーのメダル1個!
というふうに、見通しをつけてほしいおもちゃを購入できるようにしました。

おてつだい制度を取り入れて良かったこと
  • 欲しい物をよく考えてから買うようになった
  • おもちゃを大事に扱うようになった
  • お店で無駄に欲しがることがなくなった

というわけで、親子にとって、このシールを集めてほしい物を買えるお手伝い制度はとても有効に働きました。

小学生からは現金に

小学生からは、シールから現金に。
お手伝いの項目ごと、10円~50円の報酬にシフトしました。
頑張り次第で(庭の草とりや芝刈りなど)高額な…といっても200円とかですが、そんなボーナスもありで喜んで働きます。

小学生にもなると、お手伝いの腕もあがります。
特にゴミ捨ては、朝が弱い私にとっては大助かり。
すっぴんでも構わない、1分で着替え終了の男子にお願いしています。

風呂掃除、食器洗い、料理などもお任せし、ステイホーム中には、月に5000円も貯める子も。

ステイホーム中、次男は完全にお手伝いにハマっていた!
我が家人気のお手伝いベスト3
  1. 洗い物(50円~)…高額なので人気1位。1日3回洗えば150円に。鍋ボーナス=1鍋+10円
  2. お茶を入れる(10円)…食事の際にみんなのコップとお茶を用意するお手伝い。簡単なので狙っている子が争奪戦に。
  3. 料理の手伝い(20円~)…ステイホーム中ならでは。最近人気急上昇の料理のお手伝いです。

一番下の娘は働くこと自体が楽しい♪

一番下の娘(小2)は、家事をすること自体が楽しいようです。
お料理や米とぎ、最近は雑巾がけなどしてくれます。

母としては、マッサージが特にうれしいです。
布団でマッサージをしてもらって、そのまま眠りに着くことができるなんでサイコー。
マッサージ屋さんの店員さんには遠慮して言いづらいことも、子どもになら「もっとこうして!」が言いやすいですね。

お手伝いをするたびに、お金を渡すという方法をとったこともありましたが、我が子の場合はすぐに使ってしまい、計画性ゼロ。
「やりくり」の勉強のために月末にまとめて渡す方法に落ち着きました。

お手伝いで働く喜びを!

お手伝い表プレゼントしてます!

多様性の時代、大手企業に就職することが幸せとも限らなくなりました。
自分の子どもには、自分の適性に合った仕事をしてもらいたいと思っています。
また、企業が将来的にずっと補償をしてくれるとは限らないので、自分でお金を自分で生み出す力も身に着けておくと安心です。

お手伝いを通じて、人の役に立ち感謝される喜びや、必要とされている充実感などを得ることができ、お金を稼ぐこと、働くことの楽しさを味わうことができると感じます。
同時に、親は家事を手伝ってもらいラクできますので、お互いにとって幸せですね。
こちらの記事では、お手伝いに役立つお手伝い表も無料ダウンロードできるので、ぜひ、お子さんにお手伝いをしてもらってくださいね。

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